高時川漁業協同組合

高時川漁業協同組合の釣り情報

令和5年度 アユ漁は休業します

みなさんこんにちは。

 お知らせが大変遅くなりましたが、高時川漁協は濁水の長期化の影響を受け、令和5年度のアユ漁を休業します。放流は行っていません。みなさまには大変残念なお知らせになり申し訳ありません。今年に入っても、雨が降る度に濁りが長く続き、かなり澄んできたかなと期待を持ちましても、再び雨が降って濁るということの繰り返しとなっています。他の河川とは異なり、一旦濁りますと濁りが長く続き、薄くなってきても青白色の特有の濁りがいつまでも残る状況にあります。川に入りますと泥が舞い上がるという状況になっています。このような河川環境では放流できないと判断いたしました。

 

 従いまして、この夏につきましては本漁区は自由開放となります。一般河川と同様の扱いとなり、遡上アユを竿釣り、たも網、手づかみで捕ることのできる期間は8月31日までとなっています。しかし、それ以外の漁法(投網など)は8月21日までとなります。県内のルールが適用されますのでご注意ください。漁協ではオトリの扱いはしていません。

 なお、ニジマス、アマゴ釣りについては、昨年秋に杉野川の漁区と大谷川(古橋)とに放流していますので、こちらは遊漁券をお買い求めいただく必要があります。

 漁協事務所前から古橋地先までの左岸側約400mの区間で災害復旧工事が進められていますのでお知りおきください。

 

 今は、濁水が早く落ち着いてくれることを待つしかありません。本川の状況をどうぞご理解いただきますようよろしくお願い申しあげます。

  令和5年6月23日   高時川漁協 組合長 阪田光雄 

  



 

今後ともどうぞよろしく

 

  みなさんこんにちは

 9月に入っても、底石が全く見えない黄土色をした特有の濁りが続きました。今日現在も状況は大きくは変わっていません。いつになったらこの異様な濁りは落ち着くのか全く分かりません。9月滋賀県議会でもこの問題を一部で取り上げていただいてはいますが、なかなか原因究明や対策が難しい状況にあるようです。いくつかのマスコミ取材も受け、問題提起していただいているのはありがたいです。5年前にも大水が出て、この時より降雨がある度に濁りが長引くことが起こっています。その後、年を経るにつれ濁りも落ち着き、昨年は大勢の方にお越しいただきました。ところが、今年はまたもや悪夢の再来です。なかなか自然相手で思うようにはいってくれません。

 高時川に愛着を持っていただいている遊漁者および組合員のみなさんには、本当にがっかりさせることになり申し訳なく思っています。来季にはきれいな澄んだ川に戻ってくれることを期待するしかありません。どうぞ今後ともご理解とご愛顧を賜りますようよろしくお願い申しあげます。

 なお、当ブログは来季までお休みいたします。閲覧ありがとうございました。

   令和4年9月30日              高時川漁協組合長 阪田光雄

河川状況

 ブログ長らく休止しまして、ご心配をおかけしています。釣り客の皆様からお見舞いの電話をいただきありがとうございました。8月4日、5日の豪雨から本日まで、濃淡の差はあれ泥濁りが一度も取れることはありません。当初よりはずいぶん薄くはなってきているものの、底石は全く見えません。微細な泥の粒子がずっと浮遊しているのでしょうか、濁りが澄んでくるという状況にはありません。通常の濁りとは異なる濁りとなっています。水際近くの石には、ペースト状になった微細な泥がこってりと付着しています。

 このような状況から、漁期は9月末までとはなっていますが入川は無理と思われます。せっかく楽しみにしていただいた皆様、また年券を買っていただいて消化できていない皆様には大変申し訳なく思っています。自然相手で何が起こるか全く予想できない事態に見舞われ、漁協としても大変ショックを受けています。来年度に期待するしかありません。皆様には、今夏の状況をご理解いただきますようよろしくお願いいたします。なお、ブログは不定期発信となりますのでご容赦ください。

 

河川状況

 8/11(木)川の状況は変わっていません。水位はかなり下がりましたが、濁りは泥濁りの状態が続いています。大水が出てから1週間が経ちますが、濁りがいつになったら取れるのか分かりません。

 このブログですが、濁りが取れ、川に入れそうになるまでしばらく休みます。ご理解のほどよろしくお願いします。河川防災カメラ等の映像をご参考になってください。

漁協事務所から下流をのぞむ。写真奥の重機が見えるところが護岸崩落地点。

 

河川状況

 8/10(水)水位だけは下がっていますが、濁りは泥濁りのままの状態が続いています。友釣りは当分の間できそうにありません。アユもどうなっているかもわかりません。

 本漁区内では、護岸崩落した個所の応急処置が行われていました。また、県境付近の道路では、山の斜面や谷筋から道路に流れ出た崩土の処理が行われていました。至る所で土砂の崩落が起きているようで、それが泥濁りの原因であるように思われます。

 

 

河川状況

 8/9(火)午後4時現在、水位は川合水位計で71cmと下がってきています。しかし、濁りは全く取れません。執拗に泥濁りがずっと続いています。いつになったら取れるのか見通しがつきません。

8/8、夕方に採水した濁り水

8/8に採水して、丸1日放置した濁り水。1日経っても少し底に泥が沈殿していますが、濁りの状況は上の方で少し薄くはなってるもののあまり大きく変わっていません。





 

河川状況

  8/8(月)午後4時現在、水位は昨日より約10cm下がり、川合水位計で77cmとなっています。しかし、濁りは泥濁りのままで、なかなか取れそうにありません。困ったものです。粘土質の細かい粒子が原因しているのではないかと思われます。濁りの発生が上流部のどこでどのように発生しているのかさっぱりわかりません。